[พ]映画「死霊のはらわた」(EVIL DEAD)リメイク版はスタイリッシュに甦る @kun_maa
こんにちは!ホラー映画大好き @kun_maa です。
死霊のはらわた(EVIL DEAD)のリメイク版を観てきました。
オリジナル作品はもう30年くらい前の作品ですが、今でもサム・ライミ監督の出世作として有名なスプラッタホラー映画ですね。
僕はオリジナル作品の人を怖がらせようとすることへの貪欲さと、ぐっちゃぐちゃのスプラッタシーンが好きなんですが、リメイク版はかなり違ったテイストに仕上がっていました。
オリジナル版の方は、低予算だったこともあると思うのですが、霧や窓や時計などあらゆる小道具や効果音を使って人を怖がらせようという工夫が満載でしたが、リメイク版ではそのような小細工は皆無。
そして、えげつないほど下品なスプラッタシーンも鳴りを潜め、ある意味上品というか、きれいなスプラッタシーンと背筋が寒くなるようなVFX技術で恐怖感を煽る作品でした。
全体の雰囲気と小道具とグチャグチャのスプラッタで怖がらせるオリジナル作品とは怖がらせる要素が違っています。
そして、随所に見られる「あ痛たたたたっ!」なシーン。
ストーリーや登場人物の設定もオリジナルとはまったく違っていて、これはもう別の作品と言ってもいいかもしれません。
オリジナルのいい意味での禍々しさが消えて、スタイリッシュなスプラッタホラー映画になっています。
それでも、やっぱり映画館の大画面で観ると怖いですね。
スプラッタシーン自体は減っているような気がしましたが、ひとつひとつがよりリアルになっているので、ブルブルします。見ているだけで痛いです。
隣の席に座っていた人が、怖がっているのが伝わってくるほど反応してしていたのでちょっと落ち着きませんでしたが・・・。
オリジナル作品で有効だった対抗策がこの作品では早々に否定されてどうなっちゃうのって思ったり、ホッとしたところで次から次に襲いかかる恐怖の連続に最後まで気が抜けません。
オリジナルではテープレコーダーの説明で早々にわかる悪魔の本の由来については、作品終了後のエンドロールで明かされるので、最後まで席を立たない方がいいですよ。
最初から最後まで作品世界に引き込まれて楽しめるなかなかおもしろい作品でした。
Evil Dead Trailer 2013 Movie - Official [HD] - YouTube
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