読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

[พ]Another ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

映画(ちょいエロ・ゾンビ・ホラーなど)の感想や「おっぱい愛」など、内容が異なるもうひとつの[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

[พ]映画「オゾンビ」/もしもビンラディンがゾンビだったらというネタ話を真面目に作っている作品 @kun_maa

ゾンビ

こんにちは!たとえあなたが嫌がってもゾンビ映画をご紹介したい @kun_maa です。

f:id:kun-maa:20140102204041j:plain

あのオサマ・ビンラディンがゾンビに?なんの冗談だよ?

これは絶対失笑系のダメダメなゾンビ映画だと思って覚悟して観ました。

ところが、冒頭のビンラディンの隠れ家の襲撃シーンからして、なんか真面目に作ってるんですよ。逆にびっくりしました。

<ストーリー>

隠れ家に急襲を受けたビンラディンが射殺される直前に、ゾンビになる薬品を自分で注射。ヘリでビンラディンの死体を搬送する途中で、急襲時にゾンビに噛まれた特殊部隊の兵士が錯乱してパイロットを射殺し、ヘリは海に墜落。アラビア海の浜辺に突如現れるゾンビになったビンラディン

舞台は変わってアフガニスタンのレギスタン砂漠。米軍の特殊部隊がゾンビと戦闘を繰り広げている。米軍なのになぜか日本刀を振り回してゾンビを切りまくる女性兵士がいるのはご愛嬌。なんかよくわかんない特殊任務の為にタリバンの秘密基地を探している。特殊部隊の割には素手でウスノロ系のゾンビに簡単にやられて犠牲者を出しながらも進んでいく。途中で行方不明の兄を探しているアメリカ人女性ダスティがゾンビに教われているところを助けて行動をともにする。

f:id:kun-maa:20140102205144j:plain

ダスティが探している兄というのが、9.11の時にニューヨークの消防士をしていて救助作業中に仲間を全員失ったという経歴の持ち主。ビンラディンの死亡説を信じておらず、自分の手で殺すためにアフガンにひとりで潜入しているというちょっと頭のネジが・・・なマッチョさん。

多くの仲間を失いながら、この特殊部隊はダスティとその兄とともに秘密基地を見つけてついに攻撃を仕掛ける。

ざっくりと書くとこんなお話です。

 

最初にも書きましたが、てっきりくだらないB級作品かと思ったのですが、おふざけはなしで、ちゃんと真面目に作っています。ゾンビのメイクもしっかりしているし、戦闘シーンもそれなりに見せます。ターバンを巻いたゾンビが新鮮な感じがしました。

f:id:kun-maa:20140102210452j:plain

 

真面目に作っているのは伝わってくるんだけど、やっぱり見え隠れするテキトーさ。

重要任務だという割には何をするのか、どこに秘密基地があるのか兵士たちは知らないし、秘密の任務の内容を簡単に民間人にしゃべっちゃったりします。

一応特殊部隊みたいなんだけど、すっげー強いと思わせる戦い方をしつつも、やられるときはとってもあっけなかったりもします。

個々の登場人物の背景や唐突とも思える恋愛感情などを持ち出して、なんとか登場人物を際立たせようという努力は認めますが、描き方が中途半端で彼らが犠牲になっても残念ながら感情移入はできません。

f:id:kun-maa:20140102211118j:plain

 

おまけに、元消防士の兄はぶっ飛びすぎていて違和感たっぷり。考えも理解不能。ちょっとついていけません。真面目なストーリー展開なのでどうしてもこの兄貴が浮いちゃうんですよね。

それにゾンビたちは米軍だけを襲うわけではなくて、タリバンの兵士たちも見境なく襲うので、なんかわざわざ犠牲を出して米軍が攻撃しなくても、ほっといて自滅するんじゃね?って思っちゃいます。

うん、タリバンの兵士たちもちょっと弱過ぎな感じがしました。

 

主役として描かれるのかと思ったビンラディンは最初と最後だけしか出てきません。

そもそもテロ組織の指導者が思考能力のないゾンビになってしまうことになんの意味があるのでしょう?だって死んだのと同じでしょ?作品中でも鎖に繋がれてるしw

それともビンラディンなんて「お飾り」に過ぎないという皮肉なのでしょうか?

f:id:kun-maa:20140102211642j:plain

 

と、まあ突っ込みどころは多々あるのですが、戦闘シーンは比較的多めな割りに残酷なスプラッタシーンはほとんどなく、登場するゾンビの数も多い方だと思うので、血しぶきや内臓グチャグチャ系が好きな濃厚ゾンビファンには物足りないと思いますが、そうではない普通(?)の人にはそれなりに楽しめる作品なんじゃないかと思います。もちろん時々画面の前で「おいおい!」って突っ込み入れながらね。

 

ジャケットにあるような「禁断のテロ・ゾンビ」などという刺激的な煽り文句に該当するようなシーンは微塵もなく、ゾンビを殲滅しながら延々と砂漠を旅するある種ロードムービーのような作品ではあります。

それにしてもタイトルはもう少しなんとかならなかったのでしょうか。このタイトルを見たら絶対くだらない失笑系のクズ映画に見られてしまうと思うんですけど。

そう思うのは僕だけでしょうか?


『オゾンビ』予告編 - YouTube 

オゾンビ [DVD]

オゾンビ [DVD]

 

このブログを気に入っていただけたら、ちょくちょくのぞきに来ていただけるとうれしいです。そして、とっても励みになります。