[พ]Another ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

映画(ちょいエロ・ゾンビ・ホラーなど)の感想や「おっぱい愛」など、内容が異なるもうひとつの[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

[พ]映画「レッド・サンズ 呪われた兵士たち」/アフガニスタンで「たたり」を受けるバカ米兵な作品 @kun_maa

2008年のアメリカ映画。監督も出演者もま〜ったく知らない。劇場公開されたんかな?

舞台は2002年のアフガニスタンタリバン相手に駐留している米軍の小隊が、砂漠にポツンと立つ小屋での任務の最中に「たたり」にあうというお話。

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こう書くと、なんかつまらなそうだけど実際それほどおもしろい作品でもない。

ある任務に向かう途中の米兵の小隊が、砂漠の人気のないところで不思議な偶像を見つけるんだよね。

現地のことに詳しい通訳兵が、偶像崇拝を禁じているイスラム教徒の目を逃れるために、イスラム教以前の神の創造物「Djinn(ジン)」を封じ込めた偶像ではないかって話を真面目にしているのに、アホな兵士の一人がふざけて銃を乱射して像を破壊してしまう。

バカだよなあって、誰もが感じると思うんだけどね。こういうバカがいないと話が進まないからしょうがないよね。

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この小隊の任務については、タリバンの物資輸送経路の見張りと破壊だったはずなんだけど、見張れと言われた道路は見当たらないし、荒野の中の一軒家でただ時間を潰しているだけというなんだかわからない状況。

暇つぶしに近くの村に行くと人気がなく、ただ罪人と思しき男が土中に埋められて死んでいるだけだったり、砂嵐とともに謎のアフガニスタン人女性が現れたり、無線が通じなくなったりとダラダラと小ネタをつないでいるだけなので、前半は観ていて飽きます。

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後半は、恐らくジンのたたりなんだと思うけど、兵士たちが夢や現実で様々な幻覚を見るようになり、みんな少しづつ精神的におかしくなっていく。

それぞれ、過去に犯した過ちを中心に不気味な幻覚ばかりが登場するので、このあたりは観ていても楽しかったかな。f:id:kun-maa:20150104150038j:plain

でも、このジンって悪霊(?)は、自分の手で人を殺さないみたいなんだよね。幻覚を見せて、兵士同士で殺し合いをさせるっていういやらしい方法をとるんだ。

 

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それで、みんな精神的に錯乱状態になって殺しあっていくんだけど、最後の一人はどうしようもないからジン自ら手を下すことにしたみたい。

なんかポリシーがあるのかないのかよくわからないよね。もう、幻覚じゃなくて本物の化け物として追いかけてくるからちょっとだけ怖い。

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そして、ラストではちょっとした仕掛けがしてあって「ああ、そういうことね」って、観ている人はニヤリとすることになると思うんだけど、そこのネタばらしはしないよ。

だって、これから観る人がつまらなくなっちゃうからね。ただでさえあまりおもしろくないんだからさ。これ以上おもしろくなくなったらかわいそうだよ。

まあ、ラストの仕掛けも期待されちゃうと困るくらいのくだらない仕掛けなんだけどね。

時間があって、気が向いたら観てみるのも一興かなって程度の作品ですよ。 

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