[พ]Another ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

映画(ちょいエロ・ゾンビ・ホラーなど)の感想や「おっぱい愛」など、内容が異なるもうひとつの[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

[พ]Kindleで読める僕がおすすめのゾンビ漫画4作品 @kun_maa

ゾンビが出てくる作品は映画も漫画も小説もみんな好きです。

まあ、ただのゾンビ好きってだけですね。ゾンビの何が好きなのか自分でもよくわかりませんが、強いて言えば無個性で人間を本能のままに襲うゾンビの群れとそれと対比される形で表現される醜い人間の本性みたいのを見るとゾクゾクするので、そんなところが好きなのかなあなんて思っています。

とりあえず難しいことは抜きにして命の価値を微塵も感じさせないゾンビと人間の肉が飛び散り、血しぶきが吹き上がるスプラッタな対決が好きなだけなのかもしれませんが。

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ゾンビを扱った漫画って探すとけっこういろいろあります。Kindle化されているものも思っていたより多いですよ。

でも、ゾンビ作品でもギャグ漫画やお色気系、萌え系には全く興味がわかないので読んでいません。なんていうか、いわゆるゾンビらしいゾンビ漫画が好きなんです。

そんな僕が大好きなゾンビ漫画でKindle化されているのは次の4作品です。

アイアムアヒーロー

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いきなりベタな作品ですいません。でも、この作品好きなんですよね。

エロ漫画のアシスタントで、非モテの屈折した情けない主人公のうんざりするような日常生活を丁寧に描き、最初はこれって本当にゾンビ作品?って思うくらいなんです。その日常の中に次第にゾンビが影を落としていき、一気にパンデミックへとなだれ込むところなんてもうワクワクしてしまいます。映画の「ショーン・オブ・ザ・デッド」でもそうでしたが、ゾンビが発生しても、そう簡単には気がつかずに日常生活は淡々と過ぎていき、気がついたらゾンビが蔓延していたってシチュエーションはリアリティがあって僕は好きです。

パンデミック後の世界での人間のエゴが丸出しになるところや、本来日本のゾンビ作品にあり得ない存在である「銃」の存在をこれほど自然に取り込んでいるところはすごいなあって思います。登場人物の内面や葛藤も丁寧に扱われているし、ロードムービー的な展開や複数の視点から描かれることによる世界観の広がりなど、これからもますます楽しみな作品です。 

②ライフ・イズ・デッド 

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性交渉で感染して、ストレスでゾンビを発症するっていうAIDSを想起させる設定の作品です。主人公は感染者であるニート。感染したことによる主人公の心の葛藤やその家族の心情などをユーモアと皮肉を込めながら描いていてちょっと変わった視点を楽しめます。ある意味日常化しているゾンビに対する偏見と感染者の身勝手な行動や自分だけはゾンビに感染しないという勝手な思い込みなど、いろいろと考えさせられる作品でもあります。

そして衝撃のラストに救いようのない後味。ゾンビ作品としてのポイントは押さえた秀作だと思います。まあ、ホント救いようがないんでちょっと落ち込みますけどね。 

③アポカリプスの砦 

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少年院という閉じられた空間を舞台に、外の世界ではゾンビが大発生というシチュエーション。無実の罪で少年院に入っている主人公を始めとして、登場人物が一癖も二癖もある連中ばかりです。密室的な恐怖感を味わうような暗い作品かと思ったけど、そんなことはなく、テンポよく進むストーリー展開は読んでいて気持ちがいいし、終末感が漂うゾンビの大発生に壮大な謎も隠されているようで、どんどん次が気になる楽しい作品です。それなりにグロいシーンもあり、状況はかなり深刻なはずなんですが、全体的に暗さを感じさせないゾンビ作品です。パニックものやバトルロワイヤル的な作品が好きならきっと楽しめます。 

アポカリプスの砦(2) (ライバルKC)

アポカリプスの砦(2) (ライバルKC)

 
アポカリプスの砦(1) (ライバルKC)

アポカリプスの砦(1) (ライバルKC)

 

④就職難!!ゾンビ取りガール 

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ゾンビの存在が普通のこととなっている社会を舞台に、ゾンビ回収会社で働く社員と、そこに就職難で仕方なく就職することになった女の子を主人公にした作品です。

この作品に登場するゾンビは野良犬のような存在で、迷惑だけど注意していれば全然怖くありません。ゾンビによっては危険な奴もいるので、捕獲作業で危ない目に遭うことはあっても、ゾンビの発生で社会がパニックになっているということもなく、完全に日常生活の一部分と化したゾンビというちょっと他では見たことのない作品です。

ゆるい画風で、日常化したゾンビと捕獲することがルーチンワークとなっている仕事に、ちょっと恋愛感情をからめたおもしろい漫画ですね。

登場するゾンビを見ていると、ちょっとその存在が切なくなります。 

以上、Kindleで読むことができる僕が好きなゾンビ漫画をご紹介しました。

それぞれ違った世界観で描かれるゾンビの姿に、ゾンビという存在の懐の広さを感じるのは僕だけではないはず。「え〜!ゾンビ漫画?」って毛嫌いをせずに、ひとつでも読んでみてもらえたらうれしいです。

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