[พ]エクソシストディレクターズカット版/今でも色あせることのないオカルト映画の原点 @kun_maa
こんにちは!オカルト映画も大好き @kun_maa です。
1973年に公開されて、一大オカルトブームを巻き起こした「エクソシスト」。
僕の年代で知らない人はいないくらい有名な映画ですね。
公開当時僕はまだ7歳。当然怖くて観に行けなかったけど。
このディレクターズカット版は公開時にカットされた10分以上の未公開映像を加えて再編集したもので2000年に公開されました。
今回あらためて観てみたけれど、ディレクターズカット版が公開されて既に15年、オリジナル版の公開からは40年以上が過ぎているというのに、まったく色あせていない恐怖の世界に引き込まれます。
現在制作されたといっても信じてしまうくらい完成度の高い映画だと思います。
こんな可愛い笑顔の少女ミーガンが・・・
悪魔に取り憑かれてこんな恐ろしい顔になってしまいます。
ね?これだけでも怖いでしょ?
作品中に登場する医療機器や電話(もちろん携帯なんかありません)、電化製品、服装などよく見れば時代感が現れていますが、恐怖の世界は色あせません。
また、信仰への疑問と母親の死に苦しむデミアン神父の苦悩もよく描かれていて、単なるオカルト映画の範疇に収まらない名作とも言えます。
よーく見ると、作品中に一瞬だけ現れる悪魔の素顔もブルブルします。
ポスターにもなった有名なメリン神父登場のシーン。
緑の汚物を吐きかけるシーンや海老ぞりで階段を駆け下りてくるシーンも懐かしく。
正式に悪魔祓いの技術と伝統を持つカトリックの世界に属さない僕でさえ、これだけの恐怖を感じるのだから、その信仰の世界に属する人がこの作品を観た時に感じる恐怖は察するに余りあります。
なんでも、バチカンには悪魔祓いを養成するコースも設置されているそうですね。
本当に悪魔っているんでしょうか・・・
本作では、悪魔祓いの経験がある高齢のメリン神父に、経験もなく自らの信仰心に疑問をもっているデミアン神父が補助でつくという形で悪魔祓いの儀式が行われますが・・・
2人の神父は死に、ミーガンはもとの姿に戻ります。
本当に悪魔が去ったのかは謎のまま・・・
有名な映画なので軽くネタばらしもしてしまいましたが、もしまだ観たことがない方は必見の映画です。
僕がそうですが、既に観たことがある人も、もう一度観てみるとこの作品のすごさをあらためて実感できると思います。
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