[พ]Another ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

映画(ちょいエロ・ゾンビ・ホラーなど)の感想や「おっぱい愛」など、内容が異なるもうひとつの[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

[พ]映画「ザ・デッド インディア」/ゾンビ大陸アフリカンの続編 もちろんゾンビはウスノロ系の正統派 @kun_maa

2014年公開のイギリス映画。

一応「ゾンビ大陸アフリカン」という映画の続編という扱いの作品です。

「ゾンビ大陸アフリカン」の原題が「The Dead」だったのに対して、今作の原題は「The Dead 2 India」ですし。監督込みで製作スタッフも同じようです。

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前作の「ゾンビ大陸アフリカン」については、こちらに感想を書いておりますのでお暇ならお立ち寄りくださいまし。 

kun-maa.hatenablog.com

 

なんでアフリカからインド?って思うでしょ。僕は思いました。

どう関係があるの?って。

実は冒頭でアフリカからの出稼ぎ帰りのインド人のシーンがあるんですが、その中にスッゲー体調が悪そうな男が1人いまして、そいつが現地でゾンビに腕を噛まれて感染していたっていう設定です。はい。

 

たった1人の感染者とはいえ、そこは人口12億人を擁するインドです。あっさりパンデミックです。気がつけばゾンビだらけ。

簡単にゾンビだらけって書いちゃったけど、予算の関係なんでしょうがムンバイの一部と田舎町や砂漠地帯のシーンだけなので、デリーやコルカタなど他の大都市やインド全土がゾンビだらけなのかどうかはこの作品からはわかりません。

まあ、こういうB級作品を観るときには、たぶんそうなんだろうなあという想像力で補うことって大事ですよね。

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ストーリーは、インドの田舎町(どこかはよくわかりません)で風力発電の風車のメンテナンスみたいなことをやっているアメリカ人技師ニコラスが、インドの都市ムンバイに暮らすイシャニというインド人女性の恋人の元へ、途中で出会ったインド人孤児のジャベド君と一緒にゾンビをかき分けて旅をするというロードムービーになっています。

 

インドが舞台で主人公がアメリカ人で、感染者はアフリカからやってきたとかグローバルだなあ。いや、めちゃくちゃな設定だとかの嫌味ではなくてね。

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ストーリーの説明がざっくりすぎますが、ムンバイの街中もゾンビだらけで家に閉じ込められてピンチに陥っている恋人を果たして無事に救うことができるのか!っていうのと、ニコラスとジャベド君の道中での交流やなんやが見どころといったところでしょう。さっきロードムービーって書いちゃってるしね。

 

このロードムービーというスタイルは前作の「ゾンビ大陸アフリカン」でも採用されていた手法ですが、広大な土地を移動しながら目的地を目指すということで、適度にゾンビが現れたり、暗闇でドッキリなんていうのも可能なのでなかなかオススメのスタイルだと思います。

 

登場するゾンビは昔ながらのウスノロ系のゾンビなので、数にものを言わせて取り囲まれなければ余裕でなんとかなるパターンです。

作品中ではプロペラ付きのパラグライダーでゾンビの頭の上すれすれを逃げたりなんてシーンもあります。これって、全力疾走系ゾンビだとパラグライダーの準備をしている間に取り囲まれて食われちゃいますからね。

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なんでこんなド田舎にゾンビがたくさんいるんだろう?とか、銃弾が尽きないのはなぜ?とか、500kmも離れているムンバイまでの道を迷わず行けるのはなんで?などなど、悩みはいろいろ尽きないのですが、そこそこスプラッタなお食事シーンもありますし、ゾンビのメイクや人数もそれなりに充実しているので、退屈することなく最後まで楽しむことができます。

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作品の終わり方は「ゾンビ大陸アフリカン」と同じく、ちょっと意味不明で希望のない感じなんですけど、全体的に見ればそこそこちゃんと作りこまれていて、ある意味正統派のゾンビ映画だと思います。

ゾンビ好きならきっと楽しめるのではないでしょうか。 

ザ・デッド:インディア(字幕版)

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