[พ]Another ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

映画(ちょいエロ・ゾンビ・ホラーなど)の感想や「おっぱい愛」など、内容が異なるもうひとつの[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

[พ]映画「バトル・オブ・ザ・リビングデッド」/バカ主人公とボインとボロアパートな作品 @kun_maa

なんとか・オブ・ザ・リビングデッドってタイトルの映画に期待してはいけないといういい見本のような作品です。

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ジャケットを見たら、まるでゾンビの大群と軍隊が戦闘するのかと思うじゃないですか。

ぜーんぜん違いますよ。

看板に偽り有りです。偽装表示です。おまわりさーんこいつです!!

それでも導入部分は、まだよかったんですよ。

イラクにある米軍の研究施設で軍事目的にゾンビ化ウィルスの研究をしているようなのですが、ゾンビ化した兵士が暴走して手が付けられずに基地ごと爆撃、証拠隠滅と。

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この研究施設内で暴れ回るゾンビはとってもアクティブで「おお!これは期待できるかも!」って思った自分が恥ずかしい。

本題部分は、この研究施設の爆撃直前にゾンビ化ウィルスをこっそり持ち出して、唯一生き残った主人公が最底辺のボロアパートで秘密裏に研究を進めるって話なんです。

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もう、軍隊とかまったく関係ないしね。舞台はボロアパート内だけですから。

もしかしてRECのマネですか?いや、たぶん予算がなかったんでしょうね。

主人公が身を潜めることにしたのが最底辺の人間が住むボロアパートなんで、住んでいる住民もギャング団やら男運のない無意味にボインな女だったり、今後の展開のショボさを十二分に予感させます。もうどうしたらいいんでしょう。

 

正体を隠して研究を続けるのはいいけど、研究設備は超ショボくて、そんなんで大丈夫なの?って感じ。当然大丈夫じゃないんですけどね。

アパートの管理人に鍵は必ずかけろって何回も言われているのに、この主人公はバカなんですか?いつも鍵をかけないから、ギャング団に銃を盗まれたり、ジャンキーに肝心のゾンビ化ウィルスを盗まれたりします。

そして、主人公の部屋にあったゾンビ化ウィルスをヤクと勘違いしたジャンキーのせいでアパート内がゾンビだらけになっちゃうって展開です。

 

また、けっこう無理矢理なエピソードで仲良くなったギャング団の男が銃で撃たれたら、研究途中のウィルスをなんのためらいもなく注射しちゃうし、あり得ないでしょ。そりゃ当然ゾンビになっちゃうでしょ。

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無意味にボインが出てきた時点で、エロいシーンも期待しましたがこれもスカされて、見せる必然性はまったくないおっぱいを見せらるなど散々です。

 

主人公からゾンビ化ウィルスを取り返す秘密命令を受けた軍曹は、部下もつれずに単身このボロアパートに乗り込むものの、時既に遅し。アパート内に蔓延したゾンビたちとの戦いに巻き込まれます。

アパート内に蔓延したゾンビが、導入部分で大暴れしたような超アクティブなゾンビならまだしも、なぜかたいして強くもないゾンビたちで動きも緩慢です。

これって、もしかして素材となる人間の運動能力に関係しているんでしょうか。それなら納得ですが、たぶんそこまで考えて作っているようには感じません。

 

ゾンビの弱点がアンモニアと塩素の混合物で、これをコンドームに詰めて武器にするっていうアイデアは斬新と言えば斬新ですが、それをただぶつけるだけじゃねぇ。もうひと工夫欲しいところです。

 

結局ボインもゾンビになっちゃって、最後はアパートの屋上から・・・なんだかなあって終わり方です。

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そして、なぜかアパートで唯一の生き残りが謎のアパート管理人。

ゾンビ化ウィルスを最後になにかのコレクションに加えてご満悦の様子。

正体もわからなければ、登場人物としての位置づけもまったくわからないこの管理人。

いったいなんだったのでしょう?それだけが気になる作品でした。

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まあ、余程暇を持て余しているか、僕のようにゾンビが大好きな人以外は、一生観なくても全く後悔しない作品だと思った @kun_maa です。

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