[พ]Another ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

映画(ちょいエロ・ゾンビ・ホラーなど)の感想や「おっぱい愛」など、内容が異なるもうひとつの[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

[พ]映画「ゾンビ・ストリッパーズ」/タイトルにだまされちゃいけない!これは傑作ゾンビ映画です @kun_maa

2008年公開のアメリカ映画です。タイトルがいかにもB級です!って感じなので、ついつい観ないで通り過ぎてしまいそうになりますが、これがすっごくおもしろいんですよ。

タイトルで判断して切り捨てるにはもったいない作品です。

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舞台となるのは近未来のアメリカ。第4期目に突入したブッシュ政権の副大統領はシュワルツェネッガーというマッチョな政府。

世界中の至る所で紛争を起こしているため、兵士が足りなくなっています。

それを補うために死者を蘇らせるウィルスを開発→事故って流れです。まあ、筋は通っていますし、紛争地域として挙げられた地域に、現在問題を抱えている国名が出てきたりして、これはなかなか先見の明があるなあなどと変なところで感心します。

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研究施設での事故処理を行うために派遣されたのが特殊部隊のZ分隊。登場した時は、こいつら大丈夫かいな?って雰囲気だったんですが、これがすごい。f:id:kun-maa:20141006185442j:plain

こいつら本当の精鋭部隊です。飄々としてふざけながらも、研究施設内のゾンビをたった7人で制圧してしまいます。やりすぎだろ。

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でも、それだとストリッパーも出てこないうちに映画が終わってしまうので、そこは次へのステップとして新人兵士のバードフルーという男がゾンビに手を噛まれます。施設内で分隊長が少し噛まれた研究員をあっさり銃で撃ち殺したのを見て、自分も殺されると思い逃走するバードフルー。

その逃走先が、なぜか地元の秘密ストリップクラブ「ライノス」なんですね。

ゾンビとストリッパーが繋がりましたね。キタコレ!

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あとはご想像どおり、このバードフルーが発症して一番売れっ子のストリッパーに噛みついて、感染拡大というパターンかと思いきや・・・

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そんな簡単なストーリーではないのです。

噛みつかれて一度は死んだストリッパーのキャット(ジェナ・ジェイムソン)は、言葉もしゃべれるし、理性も残っていて、ダンスも生前よりパワフルでセクシーとゾンビになることでパワーアップしています。そして、そのダンスに男たちの人気大爆発。

僕も魅入ってしまいました。この作品の魅力のひとつがストリップシーンです。おっぱいとか丸出しなんで、画像的にアウトですからお見せ出来なくて心苦しいのですが、ストリッパーのレベルは高いです。

ホント男ってバカですね。女ならゾンビでもいいんかい!あ、僕もでした( ゚д゚)ハッ!

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ただ、どんなに美しくても人間は喰います。ぐちゃぐちゃです。スプラッタ系ゾンビファン必見です。ネタバラシはしないけどマジで笑いますから。

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もちろん、食べられた客たちもゾンビになってしまうので、処分に困ったオーナーのイアン(ロバート・イングランド)は、男ゾンビたちを地下室の牢に閉じ込めます。

なんでストリップに牢があるんだ?という疑問はひとまず置いといてね。

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 男ゾンビたちは、ゾンビストリッパーと違って知性の欠片もありません。

これは、冒頭に研究施設のシーンでウィルスの特徴として説明されています。男に感染するとウィルスが劣化するそうです。なんと失礼な設定!まあ、この映画に出てくる男達のバカさ加減を見ているとそれも仕方ないかなって気にはなりますが・・・

 

そう、イアン達は客が餌として喰われることには目をつむり、邪魔なゾンビは閉じ込めて、激しいダンスで人気のあるゾンビストリッパーで金儲けを企みます。

生きているストリッパーよりも、断然人気があるゾンビストリッパーに憧れて、自らゾンビになろうとするストリッパーたち。

男たちの賞賛とお金のためなら、命を捨てて自ら進んでゾンビになるという設定は、なにかいろんなものを象徴しているようで、ちょっと考えさせられました。まあ、おっぱいを見ながら考えていることなので、ロクに考えがまとまりませんでしたが。

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舞台は研究施設とストリップ劇場だけというある意味そういう部分にはお金がかかっていない狭い空間の作品ですが、スプラッタシーンやストリップシーンは一見の価値がありますし、女同士の確執や称賛を浴びることへの憧れなんていう複雑な女心やなんかを絡めながら、徐々に破綻へと突き進んでいくストーリー展開もなかなかのものです。

あと忘れちゃいけないのが、基本的にゾンビコメディなんで、笑いのツボもたくさん用意されています。先に言っとくけど、大人の笑いもあってけっこうおもしろいよ。

 

こんなことがいつまでも続くわけはないと思いながらも、最後の時は突然訪れ、密閉された店内に溢れ出すゾンビたち。

なぜかアメリカライフル協会の会員証を持っている銃マニア(使い方はわからないw)であるイアンの銃コレクションで武装してゾンビたちに立ち向かう生き残った人間たち。

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ついにクライマックスの血しぶき飛び散るスプラッタ祭りの始まり!

そして、そんな凄惨な状況でも忘れないコメディ作品としてのユーモアの数々。

女どうしの嫉妬心のなれの果ての決闘にもついに決着がつくのか!

意外な人のカンフー映画張りのアクションシーンも登場します。これは正直驚きました。

もう、見どころ満載すぎて書ききれないほどの傑作ゾンビコメディ「ゾンビ・ストリッパーズ」を大人なあなたには全力でおすすめしたい。

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ゾンビ・ストリッパーズ(字幕版)

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